shichlul(シクルル) 日々の出来事

Bones for Life、Guide to movement等、体験(動き)を通した学びを学習中

爪について考える

手足にある爪 どんな役割があると思いますか? 一般的に 指先の保護 指先の感覚入力(爪の周囲は感覚が敏感) 手の爪 物を掴みやすくする役割 足の爪 体重を支えやすくする役割 といったところでしょうか 自身の爪を一つずつ触ると感覚は全て同じように感じ…

産前産後学習会

5月からスタートした「産前産後学習会」 毎回、頭と身体がヘトヘトになりながら、ただ毎回楽しく、月2回ペースの學びが本当に心地よい時間になっています 参加のきっかけは、産前産後について學びたいという思いもありつつ 人間について學びたい この思いが…

「guide」の大切さ

昨日の学習会を通して、改めて「guide」の大切さを実感 「guide」の意味「guide」は、名詞としては「案内人」や「指導者」を意味し、動詞としては、「案内する」や「指導する」といった意味で使用される。 ボディワークのレッスン中、自分自身の動き方のバリ…

Bones for Life

今回はBones for Lifeについて少しご紹介したいと思います Bones for Lifeとは⁇ フェルデンクライス メソッド の シニアトレーナーである ルーシー・アロン博士によって考え出された「骨の健康」「美しい姿勢・歩き方」をテーマにしたプログラムです 目が視…

人間はボディイメージの通りに動いているにすぎない

人間の脳の特質シリーズ 今回は「人間はボディイメージの通りに動いているにすぎない」について考えていきます 人それぞれにボディイメージ(ボディスキーマ)を持っています ボディイメージ(ボディスキーマ) 人の運動の基盤となる身体イメージは全て、小…

効果と改善のお話

効果と改善をざっくり定義すると 効果は、すぐに結果が出るが、一時的 改善は、結果はゆっくりだけれど継続的 デイサービスでの関わりでは、改善に向けた取り組みを大切にしています 幸いお付き合いが長い方も多く、改善のためのボディワークについてもポジ…

脳は楽なことしか求めていない

脳の特質シリーズ シリーズ化してみようと思います^ ^ 今回は「脳は楽なことしか求めていない」について考えてみたいと思います 普段の生活の中で意識して行っている動きはどのくらいあるでしょうか? ベッドからの起き方 顔の洗い方 歯の磨き方 座り方 話し…

産前産後についての學びがスタート

かれこれボディワークを學び初めて、10年くらい経ちました 理学療法士として入職して、色んな研修会に参加を続ける どれも楽しい研修会ばかりやったけれど、何かしっくりこない 痛みに対して 動作に対して 効果を出すための知識を欲しがり続ける 相手をなん…

「生活とは運動の連続」

対象者の方とお話しの中で 「運動が続かないんです」 ということはよく聞きます 運動=トレーニングという前提があると、運動を続けることは難しいかもしれない お年を重ねればなおさら 運動=生活に置き換えてみると 起きてから寝るまで、布団から起きて、…

不幸には敏感、幸せには鈍感

好きなドラマ 「名建築で昼食を」の中の言葉 不幸には敏感、幸せには鈍感 クライアントさんとの関わりの中でもよく感じる場面がある 痛みに対しては敏感 痛みがないことに関しては鈍感 できないことには敏感 できることには鈍感 ネガティブなことには敏感 ポ…

right time,right place

ご縁 right time,right place おのれの直感に従ってまっすぐ一筋の道を歩むものだけが、まさにその時刻にまさに他ならぬその場所に、出会うべき人と出会うために、引き寄せられてくるのである 最近はこんな風に感じる機会が多いのです 不定期にレッスンを提…

快適に生きるには

身体を治すと言っても、どんな状態を目指しているかが患者さん本人にわかっていない場合が多いんです 本当に自分が快適に生きようと思ったら、自分で快適だと思うことをやっていけばいい 10年くらいかけて体のことを考えたら、いくらかわかるものですよ 「快…

コミュニケーションの大切さ

未来への展望(目標)が、お互いにとって同じでなければ、治療やレッスンは難しい 「初めまして〜よろしくお願いします」 利用者さんやクライアントさんと初めてお会いした時から、お互いの「未来への展望(目標)」が同じことはありえない… 文章にすると当…

仰向けに寝れない女性のお話

「お尻から足が引っ張って、痛くて歩けない、仰向けに寝れない」 90歳の女性 初めてお会いしてから、3ヶ月、会うたびに同じ話をしてくれます 「坐骨神経痛やから、しゃーないわ」 と言いながら、家事全般を担われています 家が広くて、段差もたくさん 毎日よ…

ぎっくり腰をボディワークで整える⑤ 後日談

当日の夕方には、痛みは感じるものの自身でコントロールできるようになり 合宿から無事帰宅も完了、明日から通常通りの仕事という状況 とりあえず早めに起床して、身体の調子を確認する 起床直後は、痛みを強く感じるものの昨日よりも動ける印象 ボディワー…

ぎっくり腰をボディワークで整える④

今回は「腰部を丸める」、「四つ這いでの学び」を通した気づきについて 背臥位でのボディスキャン 最初に比べ随分と背中の接地感が増えている 呼吸は楽になり、背臥位が苦痛にならない 前回までのガイドは引き継ぎながら、少しずつ身体を動かしていく 「お臍…

ぎっくり腰をボディワークで整える③

今回は「腰背部の安定化」での気づきについて ガイド 「臍を1cmお腹の中へ引き込む、緩めるをゆっくり繰り返す」 まずはこの点に注意を向ける お臍を少し引き込んでみるも、腰の反り(アーチ)が強くなりきつい 自身の意識の中で1cmを諦めて、0.5cm程度に変更 …

ぎっくり腰をボディワークで整える②

レッスン概要 「呼吸を通した学び」 「腰背部の安定化」 「腰部を丸める」 「四つ這いでの学び」 「膝立ちでの学び」 「床からの立ち上がりでの学び」 今回は「呼吸を通した学び」での気づきについて まずはボディスキャンにて、仰向けに寝た状態を確認して…

ぎっくり腰をボディワークで整える①

私自身の気づきの記録です 数日前に10年ぶりにぎっくり腰を経験 学生時代から毎年のようにぎっくり腰等の痛みに悩んできましたが、最近はボディワークでの学びを通して、上手く付き合えていたと思います ぎっくり腰、本当に動けないですよね・・・ 前日の山…

目標設定はゆるやかに

目標をゆるやかに設定し、これに柔軟な姿勢で向き合うと、あまり苦しまずに多くのことを達成でき、新たな可能性までもが開けます 当初の目標に完全に達しなくても、プロセスをおおいに楽しんで活力を維持しながら、むしろもっと高いレベルの到達へとつながり…

小さなことが大きな変化に

ささいな変化に気づくことで”いま、ここ”とつながるように 好ましい変化に気づき、心のなかでそれを増幅させると、脳はその変化に注意を向け、新しい回路をつないでいくことができます 痛みを訴える方々との関わりの中で感じることがあります 痛みが完全にな…

ゆっくりの力を知る

私たちは、なにもかも速くという世界に生きています 何かを速くするとき、脳は以前に経験してしたことを繰り返しているだけです 速くするとき、人は、すでに知っていることしかできず、新しいことの入る余地がないのです 急いでいると、人生を味わうために必…

痛みは新しいことを求めているサイン

痛みはバリエーションが欠如しているときに発生する、もっともありふれた反応です 痛みと上手く付き合うためには、脳が機能するための情報が必要になります 脳はその情報を利用し、痛みを感じない新しい方法を生み出します 例えば膝や腰の痛みは、座り方、立…

バリエーションを取り入れる

脳は成長がなければ衰えます この衰えは、硬さ、痛み、失望、憂鬱感など、活力の喪失につながるあらゆることがきっかけで始まります 人間の脳は、バリエーションを歓迎し、年齢や状態に関係なく新しい回路をつないでいくことができます 肺に空気が欠かせない…

力を抜いてわずかな違いに気づく

力をぬいてわずかな違いに気づくと、日常の中で「いま、この瞬間」に存在し、活力を味わうことができます 人間の脳 ー ひいては心・身体・魂 ー は、いつでも活力を高められるようにできています 力をぬくと、自分の動きに敏感になり、繊細な違いに気づくよ…

学びのスイッチをオンにする

「知識習得の学び」 「技術習得の学び」 「有機的な学び」 学びを3種類に分類して考えてみます 「知識習得の学び」 新しい情報を習得する学び 「技術習得の学び」 スポーツや言語等を習得する学び 最初は未知の体験をするため、自分自身に意識を向け、新しく…

惰性と停滞を遠ざける

脳は、驚異的な力で情報を処理して複雑な動きを生み出す一方で、日常的な動作をスムーズに行うためのプログラムやテンプレートを作ることにも長けています 新しい技術を習得するとき、注意を向けながら意図的に繰り返します。覚えておかなければならないのは…

動きに注意を向けるということ

人生は動きの連続であり、動きがなければ生きていくことができません 2種類の動き 「自動モード(習慣的)な動き」 「注意を向けた動き」 活力のある生活のために必要なのは「注意を向けた動き」です 注意を向けた動きを通して、脳に刺激を与えることで、活…

ラーニングゾーンの存在を知る

① コンフォートゾーン ② ラーニングゾーン ③ パニックゾーン ① コンフォートゾーン 精神的、心理的に安全な場所 ヒトはコンフォートゾーンが心地良く、基本的に変化を嫌います 成長のないゾーン 慣れた仕事 慣れた思考(考え方)、自分に都合の良い解釈 慣れた…

shichlul(シクルル)とは?

今回は店名であるshichlul(シクルル)の意味についてお話をしたいと思います。 shichlul(シクルル)はヘブライ語で「複雑さを増すことで向上し、洗練される」ことを意味します。 当サロンでは、体験(運動)を通して様々な動き方のアイデアを経験する中で、動作…