脳は成長がなければ衰えます
この衰えは、硬さ、痛み、失望、憂鬱感など、活力の喪失につながるあらゆることがきっかけで始まります
人間の脳は、バリエーションを歓迎し、年齢や状態に関係なく新しい回路をつないでいくことができます
肺に空気が欠かせないように、脳にはバリエーションによってもたらされる新しい情報が欠かせません
バリエーションがなければ、私たちは精細を失い、身体も感情も思考も固まっていくのです
「動きが脳を変える 活力と変化を生み出すニューロ・ムーブメント 著アナット・バニエルより」
日常の中でバリエーションを感じる機会はありますか?
ピンとこないかもしれません
朝起きて顔洗うとき
食事をするとき
椅子から立ち上がるとき
歩くとき
どのような身体の使い方をしていますか?
普段あまり意識をすることはないかもしれません
私の経験をお伝えすると、朝起きて顔を洗うときにまずバリエーションを取り入れています
私自身が数年前まで腰痛や頸部痛に悩んでおり、特に顔洗うために身体を屈めたときに痛みが強くなる場面が続き、その時は毎回同じ動き方で顔を洗っていたように思います
朝起きて顔を洗う、今では毎朝の身体の調子に注意を向け、少しずつ違う動き方で試して、その日の楽な動き方を探します
これだけで痛みを全てコントロールできるわけではありませんが、動けなくなるような強い痛みに襲われることなくなりました
日常の中では、どの場面においてもバリエーションを取り入れることができます
歩くとき
階段を上るとき
ベッドから起き上がるとき
お風呂で身体を洗うとき
何か新しいことを始めるとき
色々な動き方を試してみることをお勧めします
バリエーションとは、ゼロから何かを学び直すということではなく、すでに日常の中で馴染みのあることを行うとき、また新しく何かを学ぶときに、わずかな変化をとりいれることです
shichlul(シクルル)ではBons for Life、Gide to movement等のボディワークを通して様々な動きを体験していただく中で、ご自身の身体の使い方等のバリエーションを増やし、日常の中でより楽に快適に生活ができるアイデアの提案をします
日常の中で少し自分自身の動きに注意を向ける機会を持ってみませんか?
※令和5年4月よりサロンを開店予定