人間の脳の特質シリーズ
今回は「人間はボディイメージの通りに動いているにすぎない」について考えていきます
人それぞれにボディイメージ(ボディスキーマ)を持っています
ボディイメージ(ボディスキーマ)
人の運動の基盤となる身体イメージは全て、小脳という部分に存在する
そのイメージを元に、感覚と運動が連動して動きとして表出する
人の動きは、ほぼ無意識に行なっています
無意識に動けるのは、ボディイメージの通りに動いているからと言えるかもしれません
ボディイメージ通りにしか動けないとも言えます
年齢、性別、経験(仕事、怪我、病気)、思考(考え方)など様々な要因の中で、人それぞれのボディイメージを持っています
自身のボディイメージが他者には当てはまりません
生活の中で体験してきたことが違うので…
側からみれば、大変そうな動き方に見えても、当人にとってはボディイメージ通りに動いているのです
そんな中で「この動き方よりも、こうやって動いたのほうが楽ですよ」と伝えるとします
例えば
肩に力が入っているから、抜いてみたら
背中が丸くなっているから、背筋を伸ばして
歩く時に下を向かず、前を向いて歩くように
など
違う動きを意識的に試すことで、一時的に楽だと感じることもあるかもしれません
ただ長続きはしません
すぐに元の動き方に戻ってしまいます
「人間はボディイメージの通りに動いているにすぎない」
ボディイメージが変化しなければ、無意識下での動きは変わらないから
逆に言えば、ボディイメージが変化すれば、無意識下での動きが変わる
とも言えます
ボディイメージを変化させるためのポイントは改めてお伝えしていこうと思います
ポイントは
大脳と小脳のお話
効果と改善のお話
注意を向けて動くことの大切さ
このあたりでしょうか
実際のレッスン場面では、ボディワークというツールを用いてお伝えしていきます
ボディワークはボディイメージを変化させ、脳を成長させてくれる最高のツールだと思いますので^ ^
追記
7月から休止中のグールプレッスンを再開していきます。(以前参加して下さっていた方々からご案内予定)