私たちは、なにもかも速くという世界に生きています
何かを速くするとき、脳は以前に経験してしたことを繰り返しているだけです
速くするとき、人は、すでに知っていることしかできず、新しいことの入る余地がないのです
急いでいると、人生を味わうために必要な感じるための時間がなくなり、感じることこそが活力の真髄であること忘れてしまいます
「ゆっくり」は、いまを生きるためのはじめの一歩です
「動きが脳を変える 活力と変化を生み出すニューロ・ムーブメント 著アナット・バニエルより」
普段、「ゆっくり」と過ごしていると実感できるタイミングはありますか?
朝から夜まで、家事、食事、通勤、通学、仕事、趣味など日常の中に予定が立て続けにあり、なかなか「ゆっくり」を実感できるタイミングは少ないかもしれません
「ゆっくり」という言葉にどのようなイメージがありますか?
鈍い、退屈、なまけもの等
「ゆっくり」は否定的にとらえられることが多くあります
「速い」ことが優れてというイメージがあるかもしれません
「ゆっくり」と「速い」どちらが良いわけではなく、どちらも大切です
ゆっくりから速く、そしてまたゆっくりに戻る
私たちの脳は、ゆっくりマスターしてから速くするようにできています
大切なのは、「急ぐこと」と「速いこと」を区別すること、「ゆっくり」の段階を飛ばして、すぐに速く行なうのは、急ぐことです
あえて「ゆっくり」することは、脳を目覚めさせ、自分自身の感覚に導かれるための強力な手段になります
「ゆっくり」は、運動、思考、感覚、感情と調和するためのチャンスを与えてくれます
shichlul(シクルル)ではBons for Life、Gide to movement等のボディワークを通して、「ゆっくり」とした動きを体験し、ご自身の運動、思考、感情、感覚にどのような影響があるのかを実感していただくことができます
Bons for Lifeのレッスン風景
#11 「手で壁を押して安全に背骨にスパイラルなアーチをつくる」