固有受容感覚を理解するために、簡単なレッスンがあります
目を閉じて
右の掌を右頬の近くに動かします
頬には触れず、ゆっくり近づけたり、離したりする動きを繰り返してみます
次に同じ動きを素早く繰り返します
右の頬に掌は触れましたか?
多くの方は、ゆっくり動いている時、素早く動いている時、どちらでも掌は頬に触れず
正確に頬の近くで掌を止めることができるかと思います
目を閉じた状態で、この動きが可能なのはなぜでしょうか?
固有受容感覚とは、ある骨と別の骨の位置関係を知る能力と捉えることができます
生活の中で、何度も「顔に手を近づける」動きを繰り返し中で
「距離」と「時間」を無意識の中で知っています
固有受容感覚を通して、筋肉のパラシュートを展開してブレーキをかけるタイミングを正確に知っているとも言えます
ボディワークでは、より快適な動か方を探求する中で
固有受容感覚を通して
からだの位置関係を知り
位置関係を知ることで
「距離」と「時間」
を把握することができます
「位置関係」、「距離」、「時間」を
明確にしていくことが大切なのかもしれません^ ^