明けましておめでとうございます^ ^
本年もよろしくお願いします🍀
家でゆっくりする時間があったので
久しぶりに趣味本を
「名作椅子の解体新書」
そう、私椅子が好きなんです
この本は
題名通り、椅子を解体し、組み立てる内容をたくさんの写真で伝えてくれています
見えない部分にこそ技術がある
名作たる理由が
分解する、剥がす、組み立てる
張り替えることで見えてくる
自分で購入して、分解することはありえないので笑
解体や修復過程を通して
接手、仕口、強度の持たせ方
デザインを生かすための工夫
素材
そこからデザイナーの思いを想像する
なぜその素材を選んだのか
機能面と構造面
どちらかに偏り過ぎても、名作椅子にはなり得ない
浪漫があります笑
やはり名作椅子には名作椅子たる所以があるんです
この本の中でのお気に入りは
サファリチェア(コーア・クリント)
コーア・クリントさん
北欧デザインの祖
ノックダウン式ですが、背面が可動式で、好みの角度で座ることから、寝ることまで可能な椅子♪
この椅子の最大の特徴は
椅子の脚の接地面が完全な平坦にはなっておらず、体重がかかることで、安定する遊びを作っているところ
各要素に遊びを作るデザインが施されています
サファリチェアの名前の通り
屋外での使用が想定されていたのか…
椅子の構造を工夫することで
様々な環境で安定して座ることができるんです♪
しかも総重量5kg未満
いつか欲しい椅子の一つです^ ^
椅子の脚は普通平坦です
少しでも床が凸凹な場所では、安定して座ることはできません
サファリチェアのように、あえて脚を平坦にせず、遊びを作ることで、様々な床面に適応し、安定して座ることが出来るんだなぁと妄想してます^ ^
機能面と構造面
本当に上手くバランスをとっていると感じます❣️
人の身体も同じですね
緊張し、硬めた身体よりも
柔軟で、ゆとり(遊び)のある身体のほうが様々な状況に適応できるはず
人の身体も機能(使い方等)と構造(骨格等)のバランスを取れるといいですねー^ ^